6月7日の授業
6月7日の講義はゲスト講師としてyasuyoさんにお越しいただき、
『自分の絵の探しかた』をテーマにお話をうかがいました。

yasuyoさんは上品かつファッショナブルなイラストレーションを持ち味とし、
六本木ヒルズサマーセールの広告や、VOGUEなどの多くのファッション雑誌、
webサイトなどで、幅広くご活躍されています。

そんなyasuyoさん、学生時代には現代美術作家になろうと
思われていたそうですが、周囲にイラストレーションを描く友人が
多かったので、イラストレーションへの関心が高まっていったのだとか。

『お洒落な女性』のイラストがとても印象的な彼女ですが、
イラストレーターを目指し始めていた頃は今とは全く違う画風だったそうです。
ADの藤本やすしさんやイラストレーション誌元編集長の片桐淳一さんに
思い切ってイラストレーションのアドバイスを受けたことで、
現在のスタイルを確立されたそうです。

そんな彼女にイラストレーターとして常に心がけていることを聞いてみると、
「いつ何処で誰が自分の絵を見ているかわからないから、
どんなに忙しくても中途半端には描かないこと」
とにこやかにおっしゃっていました。

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トークセッションは大いに盛り上がり、
yasuyoさんからは初期に描かれていたイラストレーションや
針金で作るワイヤーワークの可愛いオブジェなど、
たくさんの作品を見せていただきました。

そしてプロとして意識の高いyasuyoさんのお話の補講として、
女子美でもデザイン論の教壇に立つ佐藤校長から、
イラストレーターとして活躍していくためのミニマーケティング講座が。
皆さんメモをとりながら真剣に聞き入っていました。

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そして今回の講義テーマでもある『自分の絵の探しかた』について
尋ねられたyasuyoさんは、
「頑張って続けていけば必ず自分の絵が見つかるはずなので、
次のステップに飛び込んでいく勇気が大切!こわいかもしれないけどそれも経験です」と。


講評会では『女性誌からのお仕事を想定して
「星座×血液型でわかる恋のゆくえ」をテーマに扉絵を描く』
という課題テーマで描かれたイラストレーションについて評価していただきました。
yasuyoさんもみなさんの頑張りに応えるかのように、
真剣にアドバイスされていて、受講生のみなさんも納得の表情で
聞き入っていました。

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懇親会に入るとみなさんはいつものようにyasuyoさんや佐藤校長から
作品のアドバイスを受けたり、イラストレーションについて
真剣に話し込んだりと、それぞれ自由で有意義な時間を過ごして盛り上がりました。

次回は6月21日です。
ゲスト講師は、アーティスティックで独特な世界観を描き、
8月のキリンノート』や『GIONGO GITAIGO JISHO』の装画でおなじみの
大塚いちおさんにお越しいただきます!
講義内容は『自分の絵の探し方 その2』となります。

お楽しみに!!

*Super Project Illustration Schoolはいつでも見学や入学できます。
 詳しくはこちらから!!

左尾
by superproject | 2008-06-16 19:06 | イラストスクール風景
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