装丁家として大活躍の清原一隆さんにお越しいただきました 第2回目講義は日本図書設計家協会の若きホープ清原一隆さんに お越しいただき装丁家のお仕事や、装丁の現場でどのようなイラスト レーションが必要なのか、お話をお聞きしました。 清原一隆さんは、近著『デザイナーをめざす人の装丁・ブックデザイン』 を書かれて、Adobe User Summit などでも講演をされています。 装画や本文イラストレーションの仕事とは 清原一隆さんは、装丁家として本文デザインと表紙周りのデザインを 一式で受注されていることが多いそうです。 本文デザインの際は、使いたいイラストレーターを数名選定しサンプ ルを編集者に提案されるそうですが、このときに、本文の仕様に合っ たモノクロや2色の作品サンプルがあったり、本文イラストレーショ ンの事例があると、編集者に提案しやすいそうです。本文のイラスト レーションは、1冊20〜100点以上ものイラストレーションを比較的 短期間で収める仕事で案外収入も安定していて、本文を専門で活動し ているイラストレーターもいる、立派な仕事領域なのです。 一方、カバーなどの表紙周りのデザイン時にも、実際にイラストレー ションを使いカンプを制作して編集者に提案するのですが、その際に 使いやすいサンプルが用意できるか否かで採用が決まることもあるそ うです。ですから、たくさんの作品サンプルが手に入るポートフォリ オなどが必要だそうです。 また、未使用の作品があれば、よりチャンスもあるとか。 清原一隆さんは、時間の許す限り個展のパーティなどをめぐり、イラ ストレーター本人に会って作品を見ておくことを、装丁家として大事 にされているそうです。 仮に個展に出かけられなくても、DMを大事にピンナップしていたりす るので、個展を開く価値は高そうですね。 課題は大好評でした! 課題は2種類、提出された作品にすぐにでも依頼したレベルとの評価 もあり、清原さんに提出者全員の作品をお渡ししました。 清原さんからは、提出者から連絡先をいただけるようにと、清原さん のメールアドレスの配信許可をいただきました。 1)ビジネス書メインタイトル「10年後の自分管理術」 サブタイトル「時間管理と未来設計で夢を実現出来る50の法則」 の装画。サイズは四六版。 2)上記の本文イラストレーションサンプル。 モノクロで、10年後の自分自身を数パターン描く100×70mm 課題評価では、今回の授業をきっかけに、たくさんの作品と出会えた と喜んでいただきました。 SUPER ILLUSTRATION SCHOOLは常時受講生を募集しています。 こちらをご覧ください。 SUPER ILLUSTRATION SCHOOLでは、受講者の仕事のチャンスを 増やすためにイラストレーションのご依頼を承っております。 イラストレーションの相談やご用命はこちらのリンク先メールアドレス からお気軽にメールをください。 SatoRichman
by superproject
| 2010-08-13 19:49
| イラストスクール風景
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